【徹底解説】クラウドファンディング投資はキケン？メリット・デメリットをFP2級が解説！

クラウドファンディング投資の仕組み

そもそもクラウドファンディング投資とは、不動産投資の一種です。

クラウドファンディング投資では(例外もありますが)、不動産を投資の対象としています。

ただし、一般的にイメージする不動産と違うのが、少額から始めることができ、難しい知識もほとんどいらないということ！

こちらの図からもわかる通り、直接不動産に投資をするのではないのです。不動産を運用している「借りたい人(企業・個人)」に対して、私たち「貸したい人(投資家)」が貸付型クラウドファンディングサービスを介して投資を行います。

つまり、私たち投資家は何人もがお金を出し合い、仲介者である貸付型クラウドファンディングサービスに運用をお任せすることになり、その結果、一人当たりの出資額が少なく済んだり、難しい不動産の知識がなくても投資をすることが叶うのです！

「少額から、難しい知識がなくても挑戦できる投資」として、つみたてNISAの次の投資先として、近年注目を集めています！

オススメのクラウドファンディングサービス4選

そんな、投資初心者にもオススメなクラウドファンディンサービスですが、調べてみると本当に数多くの企業がサービスを展開しています。

実際に、クラウドファンディング投資を行っている企業のうち、名の知れた企業を13社ピックアップし比較したのがこちらの記事です。

ただ、

と感じる方も多いかと思います。

そこで、その中でもオススメなクラウドファンディングサービスを次の4つに絞りました！

どれから始めても間違いはありませんが、特徴を把握しておくことで投資の失敗を事前に防ぐことにもつながります。それぞれのメリット・デメリット、評判などをまとめているので参考にしてください。

オルタナバンク

COZUCHI

 COMMOSUS(コモサス)

COZUCHI

クラウドファンディング投資のメリット

メリット①少額から投資できる

クラウドファンディング投資では1万円からの投資が可能になっています！

一般的に不動産投資や株式投資であれば数十万円～数百万円の資金が必要に。そのため投資を始めることにハードルを高く感じたり、元本割れ(投資額よりも減ってしまうこと)したときへの不安が大きくなってしまいます。

クラウドファンディングであれば、少額から気軽に始めることができ、利回りも比較的高いため、投資初心者でも十分なリターンを狙うことができます！

メリット②短期から始めることができる

クラウドファンディングは運用期間が1ヶ月～数年単位の案件があり、幅広い期間から自分に合った案件を選ぶことができます。

投資は期間が長いほどリターンは大きく、安定したものになります。しかし、「長期間」とは10年、20年の規模になります。それほどの長期間、資金を動かさずに運用し続けるのは誰でもできることではありません。

クラウドファンディングでは投資した資金を途中で解約することはできない一方、投資期間の上限を数か月に設定している案件が豊富にあるため、無理のない範囲で投資に挑戦することができます。

メリット③高利回りが期待できる

普通預金	0.001％～0.15％
定期預金	0.001％～0.25％
債券	約2％
クラウドファンディング	約4%

上の表からもわかるように、クラウドファンディングは他の投資と比べて高い利回りを期待できます！

あくまでもこれは平均利回りで、2％という低利回りなものから10％の高利回りなものまであります。ただ、過去には200％というとてつもない利回りを出した案件も！

もちろん、高利回りな案件ほど条件が厳しかったり、元本割れのリスクも高まるので、投資するかどうかはもちろん、運用金額までしっかりと吟味するようにしましょう！

クラウドファンディング投資のデメリット

デメリット①貸し倒れのリスクがある

クラウドファンディング投資には貸し倒れのリスクがあります。

もしも、貸し倒れが起きてしまうと、投資した金額の一部、最悪の場合全額が返ってこないこともあります。投資をする際は過去の実績を確認したり、元本保証のある案件を選ぶようにしましょう。

元本保証がある案件を受付しているのは多くはありませんが、オルタナバンクでは一部の案件では元本が保証されています。

安全に投資をしたい方はまずはオルタナバンクから始めてみましょう！

デメリット②早期償還もあり得る

クラウドファンディングは運用期間に期限があり、予定より短くなってしまうこともあります。

早期償還となると、「運用が失敗してしまう(元本割れしてしまう)のではないか」という不安は確かに減ります。しかし、投資は期間が長いほどリターン(利益)が増えるもの。早期償還の結果、思っていたよりもリターン(利益)がなかった…ということもあり得ます。

クラウドファンディング以外の投資に興味がある方や、投資のリスクをなるべく小さくしたい…と思っている方はこちらの記事で投資の大原則、「分散投資」について解説しています！参考にどうぞ！

クラウドファンディング投資を始めるときの注意点

基本的に元本保証はない

デメリットでも触れましたが、クラウドファンディング投資は貸し倒れの可能性があります。

貸し倒れが起きてしまうと、投資金額の一部、もしくは全額が返ってこないことになります。100％貸し倒れリスクを避けることはできませんが、過去の実績は多くのサイトで公表されています。貸し倒れ実績のないところや、万が一貸し倒れた際に元本保証をしてくれている会社を選ぶようにしましょう！

ちなみに元本保証をしてくれているサイトはオルタナバンクです！

なるべく元本保証をしておきたい人はオルタナバンクから始めてみましょう。

途中で返還は不可

クラウドファンディング投資は決まった運用期間中、投資額を戻すことはできません。

例えば運用期間1年の案件に10万円を投資したなら、その10万円は1年間の運用期間が終了するまでは原則引き戻し不可になります。そのため、クラウドファンディング投資を行う際は無理のない金額を、無理のない期間運用することが大切です。

幸い、クラウドファンディング投資は数か月から応募できるものも少なくありません。初心者の方や資金にあまり余裕がない方はそういった運用期間が短い案件から始めるのがオススメです。

必ず投資できるとは限らない

クラウドファンディング投資では多くの場合、申し込みに上限がついています。

ひとつの案件に関して受け付けている金額は「○○億円～××億円」のような感じです。この範囲よりも少なければ成立せずに終わってしまいます。逆にこの範囲を超える場合は抽選や先着順になってしまいます。

どちらにせよ、投資したい案件すべてに投資できるわけではないことをしっかりと理解したうえで、確実に投資したいものには早めに投資をするようにしましょう！

まとめ

クラウドファンディング投資はつみたてNISAやiDeCoなどの投資の次に始めやすい投資方法としてSNSなどで話題になっています。

本来なら数百万円の資金が必要となる不動産投資ですが、クラウドファンディング投資なら1万円から、または1円から始めることができ、初心者でも始めやすい投資の一つ。

ここで紹介した4社以外にもたくさんのクラウドファンディング会社があります。

他のクラウドファンディング会社も比較したい！という方はこちらで13社を比較しています！自分に合ったクラウドファンディング見つけたい方は参考にどうぞ！